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新国立劇場『カヴァレリア・ルスティカーナ/道化師』『アラベッラ』 [オペラ]

GWにヨーロッパで立て続けに4演目オペラを観てきたわけですが、東京でのオペラも続いております。

まずは、17日(土)に新国立劇場にて「カヴァレリア・ルスティカーナ/道化師」。

正直に申し上げれば、日本でのオペラ鑑賞は服装とかいろいろなことに気を遣わなくていいので気楽。上演中、観客が静かなのも安心(途中、間の悪い拍手があったりするが)。新国立劇場の音響も慣れたものだし。

それで本題、「カヴァレリア/道化師」。昔からCD等ではよく聴いている作品だけど、舞台上演にはあまり縁がなく今回が2回目(前回は2年前の二期会の公演)。そんなわけで、あまり大した感想は言えない。
「カヴァレリア」の冒頭、オーケストラの、特にヴァイオリンのヘナヘナした音を聴いたときにはどうなることかと思ったが、その後は良くなったのか、それともこちらの耳が慣れてしまったのか、気にならなくなった。
歌手陣、演出ともまずまずの水準の上演だとは思うが、すごいインパクトを受けるようなものでもなかった。
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サントゥッツァ: ルクレシア・ガルシア
ローラ: 谷口 睦美
トゥリッドゥ: ヴァルテル・フラッカーロ
アルフィオ: 成田 博之
ルチア: 森山 京子

カニオ: グスターヴォ・ポルタ
ネッダ: ラケーレ・スターニシ
トニオ: ヴィットリオ:ヴィテッリ
ペッペ: 吉田 浩之
シルヴィオ: 与那城 敬

指揮: レナート・パルンボ  管弦楽: 東京フィル
演出: ジルベール・デフロ

2014年5月17日(土)14:00@新国立劇場 
(2階R側 B席にて)
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続いて昨日は同じく新国立劇場にて「アラベッラ」。
こちらは、新国立劇場での前の演出のもの(98年9月)と、今回のプロダクションの新演出時(10年10月)も観ているので。3回目の実演。
再演とはいえ、土曜日の公演なのにこれまで経験したことないほど客入りが悪い。S席なんて半分も売れていないのでは。でも終演後はそれなりに盛り上がっていた。

前回の公演のことはほとんど忘れてしまっているので、ちゃんと比較はできないけれど、大雑把にいえば同じぐらいの水準かな。
指揮はウィーンの「ローエングリン」を降りてしまったベルトラン・ド・ビリー。東フィルもいい音を出していた(もっとも、弾きこなしているか、というと微妙なところはある)。そのウィーンの「ローエングリン」でテルラムントを歌っていたコッホが今回マンドリカ役。一か月で腹の出た悪人から変身(失礼!)。もちろん歌は立派なもの。ガブラーは少し硬かったかな。バーマンには大きな拍手。いつもながら妻屋氏がいい味を出している。
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ヴァルトナー伯爵: 妻屋 秀和
アデライデ: 竹本 節子
アラベッラ: アンナ・ガブラー
ズデンカ: アニヤ=ニーナ・バーマン
マンドリカ: ヴォルフガング・コッホ
マッテオ: マルティン・ニーヴァル

指揮: ベルトラン・ド・ビリー  管弦楽: 東京フィル
演出: フィリップ・アルロー

2014年5月31日(土)14:00@新国立劇場 
(2階R側 A席にて)


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